青柳啓子さん流、タグやラベルを貼る時も手を抜かない【1】

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青柳啓子さんのご自宅を見せていただくとき、青柳さんは

「ここは行っちゃダメ」
「ここは開けないで」

とは言いません。(ご主人のお部屋は別です)

普通ならあまり人に見せたくない(・・・普通というのはもちろん私の感覚なのですが(^_^;))ところもありますよね?

例えば洗面所の洗剤やシャンプーがストックしてある場所だとか、保存が効く食品のストック置き場であるパントリーなど、家にはいわゆる“裏舞台”のような場所があります。

ところが、青柳さん宅にはこんなところにも驚きが。
まずは冒頭の写真。
ダークカラーの板に内容物を白ペンで記入した手作りラベルを、サイズを揃えた編みカゴに細い針金で固定しています。実用性だけでなく、遊びココロを加えるためにラベルはフランス語でかかれています。気を抜くと「見えないから自動印刷のラベラーで作っちゃえ!」って思ってしまいますが、ここは青柳さんをみならってクリエイティブに行きましょう!

IMG_1763そして、左の写真はキッチン横の棚の様子。

こちらにもお手製のアルミラベルが付けられています。

「お手製?アルミなのに?金属工作って難しそう」

と感じますが、驚きのポイントはそこじゃないんです!

薄いアルミ板で工作をするとしたら、みなさんならどこから材料を手に入れますか?
ホームセンターですよね。切り売りされているアルミ板を適当な大きさに切って・・・もちろんそれでもOKです。

でも、青柳さんの材料調達場所はやはり一筋縄ではいかない。

アルミ缶なんです!

そうです。
清涼飲料水やビールのアルミ缶。
きれいに洗って、金切りバサミでチョキチョキ。(出来るだけ丈夫な作業用手袋を着用しましょう!)
反りを直して、形を整えて、釘やタガネで点描画のように文字を彫ります。

あとは、両面テープで貼り付ければ出来上がり!
両面テープを使う理由は、青柳さんの言葉を借りると、

「飽きてもすぐに新しいものに取り替えられるでしょ?」(^_^)

となります。
もちろん、中に入れるものが変わった時にもラベル交換が簡単ですよね!

青柳さんの手作り小物、モデルハウスにも色々ありますから是非見にきてくださいね!(^_^)/