青柳啓子さんが両面テープなどを活用して、
「どんどん新しいアイデアを活かしていく」
という手作りをされていることをお話ししました。
クリエイティブでかつ合理的。
一見両立できないような2つのことを、さらりとやってのけてしまうあたり、さすがです。m(_ _)m
とはいえ、その合理的なところって、実は青柳さんご本人も 「え?特に意識してなかったなぁ」というほど自然にされていること。なので、青柳さんご本人に質問するより、観察して勉強したほうがいいかも!(ひょっとすると、青柳さんも気づいていないことに気づけるかも?!)
例えば、青柳さんの秘密道具の一つは
カラーコピー機やカラープリンター
驚きますよね。私も驚きました。
青柳さんはアンティークショップで見つけた古い写真や手紙をカラーコピーして、まったく別の物に活用することがあります。(注:著作権のある製品・商品などを無断でコピーして使用しないでください)
例えば左の写真(同じく、冒頭の写真)。
モデルハウス2階のベッドルームの壁に掛けられた棚の奥には、クロス地の壁紙が貼り付けられています。
実はこれ、古い布地をカラーコピーして使用しています。
なので、近くで見ると布地に付いた傷や、長い間使われたシミや汚れなどもそのまま写っているんです。
なので、これがコピーだなんて言われるまで気づきません。
青柳さんに教えていただいても、
「え~??」
と本当に近くから目を凝らして見て、初めて分かったほど。
青柳さんは、
「わからなかったでしょぉ~?」
と朗らかに笑ってましたが、一本取られました。(^_^;)
棚の中にある小さなランプシェードの紙もまたコピーしたものを利用しています。
モデルハウスには、こんな工夫が凝らされた“青柳作品”がいっぱいです。
私たちは何かと、
「正しい方法があるはず」
だとか、
「こんなことやっちゃだめかな?」
といった制限を勝手に設けてしまうことがあります。
インテリアコーディネートを楽しんでいくには、青柳さんのように先入観を全て捨て去った自由な発想で
「あ、これいいじゃん!」
と、思いついたアイデアを試してみてくださいね!(^_^)