快適な家づくりのために大切なことは、4つあります。今回はその3つめ。
3. 空気質
空気質はIAQ (
いや、これでは難しすぎますよ!
何のことか分かりません。
きれいな空気ということ?
気温?
湿度?
実は、これら全ての要素を評価して 「空気質」 の良し悪しをいいます。
室内の空気をきれいな空気にするため、まず考えるのが換気ですね。
でも、換気だけでは部屋の空気をきれいにするって、実は一歩出遅れてしまってるのです。
なぜなら、「換気するのは既に空気が汚れている」からです。
例えば前回お話しした “灯油ストーブ” でも空気が汚れてしまいます。ひどい場合には命にかかわることにもなってしまいます。汚れたから外に追い出す・・・これでは不十分なんですね。
当社の考えるきれいな空気の家は、
「そもそも空気が汚れにくい家」
です。
室内の素材から揮発する物質などを最小限にするため、部材の吟味をする。
しっくいの壁にするのも一つの手です。
埃は静電気のような作用で宙を舞います。しっくいはその静電気を発生させないので、埃が飛びにくくなります。同時に、空気中の埃やウィルスを吸着して浄化したり、湿度を調節する能力もありますから、カビも生えにくいんです。
こうして、
1.まず空気が汚れにくい室内環境をつくる・湿度温度を保つ仕組み
2.それでも汚れた分は浄化/排気
3.新鮮な空気を室内に取り込む(外からの汚れを浄化した後で)
この循環をしっかりと管理して、室内の 「空気質」 を高めることが、良い家の条件です!
次回は良い家の条件4、『耐久性』についてお話ししますね!