目からうろこの、青柳啓子さんの造花の使い方

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img_5125青柳啓子さんの創造力にはいつもいつも圧倒されます。
でも、今回ご紹介する造花の使い方テクニックには本当にびっくりしました。
青柳さんは、心理的なインテリアの楽しませ方も達人だったのです!

当社モデルハウスを青柳さんと歩きながら壁の棚に目をやり、

『(心の声)やっぱりお花ですよね。でも青柳さん、今日お花なんて持ってきてたっけ?』

青柳さん、すぐに私の頭のなかを読んでしまったようで、おなじみのいたずらっ子っぽい笑い、

「うふふふふ。これ、造花なんですよ!」

え?造花?ですか?
だってこれ・・・

何に驚いたって、とっても精巧に作られた本物そっくりの造花・・・ではないんです。もちろん、よく作られた造花ではあります。でも、見極められないほど精巧に造花を作ることができるはずがありません。

でも、全く気づきませんでした!

img_5123その理由は、

お水

です。
造花の入っている花瓶に、ちゃんとお水が満たされているんです。

ご覧いただけますか?

花瓶に水が満たされていたら、頭は勝手に 「本物」 だと思いこんでしまうんですね。まさに、マスターオブイリュージョン!

恥ずかしながら、造花を使ったことはありますが、造花に水が必要だとは露ほども考えたことがありませんでした(水なだけに!)。でも、この一手間で見栄えが格段に良くなります。

青柳さんとの家づくりの魅力は、なんといってもその主婦感覚+創造力。
お高いものばかり揃えたお部屋を見ても何も参考になりません。
青柳さんのように、想像力をフル回転させて、あらゆる素材、あらゆる可能性に目を向けて、無駄がなく余計な出費もないインテリアを作り上げてしまう。本当にすばらしい才能です。

みなさん、ちょっと・・・造花買ってこよっかな、って思いませんでした?(^_^)