青柳啓子さんのおしゃれは「壁にワザあり!」【4】

青柳さんがインテリアデザインの時、壁を上手に使うことを以前お話しました。
まだお読みになっていない方は、1~3も必見です!

青柳啓子さんのおしゃれは「壁にワザあり!」【1】
青柳啓子さんのおしゃれは「壁にワザあり!」【2】
青柳啓子さんのおしゃれは「壁にワザあり!」【3】

今回は、青柳さんのご自宅で壁をどのように使われているのかをお見せします。

キッチンに向かって立った時、左手にあたる壁です。
古い木を使って作られた壁をくり抜き、飾り棚を埋め込んであります。額縁のようなフレームが取り付けられていて一見絵のように見えますが、シャドーボックスのような不思議な奥行きを感じます。
当社のモデルハウスにも置かれていた「パリの女(書籍)」が置かれています。

高さはちょうど青柳さんの目線くらいでしょうか。

次に、リビングルームの正面。
ちょうどソファーの上にあたる壁が3つの大きさでくり抜かれています。
向かって左の窪みには何も置かれておらず、右には古い紙の束。
そして一番大きい真ん中の窪みには古木が取り付けられていて、キャンドルスタンドが飾られています。
このくらいの奥行きなら部屋が狭くなることより、凹凸により視覚的に心地よいアクセントになるんですね。

プロの写真家の撮影現場を見ると、ベタッと平坦な壁はつまらないと言って、わざと葉っぱの付いた木の枝の影をつけたりするのですが、ちょっとした影があるのとないのでは大きな違いがあります。

そして、こちら。ダイニングにある「TV隠し」の横。
青柳さんが外出時にハンドバッグのように使っているバスケットが2つ置いてありますよね。
その上側に当たるのが右の写真。

小さな薬瓶と古い本(よく見ると青柳さんの著書が)が置かれています。
ここが真っ平らの壁だったら、やっぱりちょっと寂しいですよね。

そこら中にボコボコ穴を開けるのではなく(笑)、適切な場所に飾り棚を作って・・・しかもそれが漆喰で塗られていたらカッコイイですよね!

青柳さんの自宅の雰囲気、是非当社のモデルハウスで感じてみてください。