青柳さんの照明のおしゃれを見てみる

照明のおしゃれ、楽しんでいらっしゃいますか?

(今回は照明を扱います。電気は危険ですから、きちんとした知識を持って扱ってください)

青柳啓子さんは照明もとても楽しんでいらっしゃるのを感じます。
例えば、冒頭の写真の奥で灯っているランプがこちらです。

青柳さんの作品なのかどうかお聞きするのを忘れてしまいましたが、もしお求めになったものであったとしても、青柳さんらしいスタイルを感じます。

ワイヤーワークの達人なので、自作かもしれませんね。
ソケットなどのベース部分も含め、つや消しの白で塗られています。

次にご覧いただくのがこちら。

乳白色のガラスシェードがきれいです。
先ほどのワイヤーと異なりベースがダークブラウンのまま使われています。このコントラストと素材が、職人の手わざが冴えていた時代の雰囲気を伝えています。

仮に、新しいものだったとしても、少し手を加えたり色味に気をつけるだけで一点ものの雰囲気が出ます。ネットで色々と検索してみてください。

照明を上手に使いたいのであれば、気をつけるのはシェードだけではありません。
光の種類や、電球のワット数(明るさ)にも気を付けてください。

例えばこちら。(写真をクリックしてみてください。サムネールだと電球が写っていません(^_^;))

右上に下げられた照明にティアドロップ(涙)型のシェードがついています。
このシェードのように電球などの光源を半透明のものでフィルターすることを、

ディフューズ(拡散)

といいます。こうして拡散された光は柔らかい影を落とします。
元の光源の力も弱めますから、青柳さんのお宅のように、床に近づくに従って暗くなるという、光の影響範囲のコントロールにも役立ちます。

一方で、先に紹介したような

裸電球

のようなライトはハーシュ(キツイ)な影をつくります。
光の影響範囲は光源の力そのままなので、もし床近くを少し暗くしたいなと言う場合は、ワット数の小さいものを探すことになります。

ただ、「照明をかっこよくしたいけど、電気代が気になる」という方も多いはず。
最近はLED照明が主流になってきて、電球型の製品も多いです。
さらに、裸電球を模したフィラメントのようなオシャレなデザインの電球も出てきています。

これらの照明器具を活用して、エコでオシャレな照明設計を楽しんでください。

オシャレにするには、あまり煌々と周囲を照らさず、ランプがポーッと灯っているような薄暗い感じがいいですね。(^_^)