青柳啓子さんのご自宅で撮影したカフェカーテンです。
このカーテンは玄関から続く廊下を通り抜け、広いリビングに入った右手にあります。
一番左の写真を見ると・・・窓・・・なのですが、外ではありません。
この向こう側はキッチン。
キッチンとリビングの間にある、室内の壁なんです。
そこに小さな窓が取り付けられています。
この窓には、二番目の写真のようなカーテンレールが付いていますが、これも青柳さんの手作りです!
両端を外国の古い印刷物によくみるフローラルスタイルのボーダーのように「くるん」とカーブさせ、下にも小さめのカーブでバランスを取る。
このカーブは釘に引っ掛けるのにも使われます。
釘も・・・白く塗ってありますから、無骨な感じがなくレールが引き立っています。
太めの針金をベースに使用して、細い針金を「カシメ」のようにきちんと締め付けて固定。これが4箇所にあり適度なリズムになっていますね。
カーテンレールに「棒」を使わないで、針金を使う。
全体が軽やかで存在感があるのに目立たない。
そんな青柳さんのデザイン力は、鋭いバランス感覚があるから活きるのですね。
当社では、不定期に青柳さんの手作り講座を開催しています。
青柳さんのバランス感覚を間近で見たい方、是非当社最新情報をチェックしてみてくださいね。(^_^)