おしゃれ
な家の決め手のひとつは、
壁の使い方
壁のデザインがお部屋の表情を決めます。
棚を置くところ、壁をへこませるところ・・・。
アクセントは “置くこと” だけで作るものじゃないんですね。
トップの写真は青柳さんのご自宅の洗面台。
雰囲気はまさに、フランスのシャンブル・ドット (古い家をペンションのように使っている)です。
それから、この2つの写真を見ると・・・
暖炉がありますね!
おどろくなかれ、実はこれ、青柳さんのお手製暖炉。
火をつけることはできないけれど、この凹凸の出し方の大胆さ。
暖炉本体を張り出させて、炉の部分を凹ませる。
炉の中には、カラーコーディネートされた薪が小ぢんまりと置かれています。
そしてその上にも、四角く壁をくりぬいた飾り棚。
もちろん、暖炉の上も小物でコーディネート。
それから・・・
下の3つの写真も、壁を上手につかった例です。
左の写真から。
ソファの上の壁を使い、底辺に古木をあしらい、ちょこんと置かれた箱の中にオールドペーパーの束。
きっと青柳さんがディスプレイを考えるときは、あちこちで気に入って購入した小物が頭のなかを駆け巡り、
「あ、ここにはあの箱を置いてみよ!」
って楽しんでいるんでしょうね。
次の写真は、冒頭でもお見せした洗面台です。
眩しくないコンセントに直接差し込む小型の照明が活きてます。
最後は、ダイニングエリアにあるテレビが隠れているシェルフのサイドウォールの棚です。
ちょっとした厚みがあるところに、ほんの少しのアクセント。
大きく主張するわけでもないけど、感性にひびくんですよね!
最後の写真をもう一度。
右側の木の壁に、古い電気配線と碍子が見えますね?
これも実は、アクセサリーで電気は通っていません。
(そりゃそうです、青柳さんのマンションは実はモダンマンションですから!)
青柳さんは、古い町並みを訪ねた時など、細かなところまで観察してアイデアの栄養として蓄ているんでしょうね。
とはいえ家づくりの時に、壁という壁に穴を開ければ良いというわけではありません。
どんな部屋にしたいのか、一生付き合っていくインテリアとしてご提案いたします!