当社のモデルハウスに足を踏み入れると、みなさん最初に
「わー!」
と声をあげながら、天井を見回します。
梁が印象的なLDKとなっているから、まずそこに目が行きますよね。
でも、この梁の位置や見せ方には、青柳さんの部屋を広く見せるための工夫があります。
そして、手前には横に区切りを持たせています。もちろん設計上の都合でも区切りは入るので、それを予め計算に入れておく必要はあります。(仮に、区切りを好きなところに設置するためには、ダミー梁を使うなどしなければなりませんから、費用がかかってしまいます)
そのため、設計段階から梁の位置を意識したデザインにしていくことが大切なんです。
梁が長ければ良いというものではない。
先ほどお話しした区切りが視覚的なリズムを作り出し、空間の冗長さを打ち消してくれるんです。
短い梁の効果もお見せしましょう。
それが、このアニメーション。
食器棚の上に、縦の細い飾り梁が4本。
短い梁ですが、この4本が宙を横切るように、奥に向かって斜めにさしかけられていることで遠近感が強調されているのがお分かりいただけると思います。
濃い目の色使いがインテリアのアクセントにもなっています。
長短の直線を室内に上手く取り入れることで、たとえ小さな家でも広々見せたり、のっぺりした空間をシャキっとさせたりする。
青柳さんのマジック、是非実際に体感してみてくださいね!(^_^)