2009年6月、長期優良住宅の普及促進に関する法律案(長期優良住宅法)が施行され、住宅の高い品質を長期間維持できる排水システムが必要になってきました。
柱などの構造躯体に比べ、一般的に配管類は耐用年数が短くなっています。
また、万が一漏水などが発生した時、基礎のコンクリート部分を壊して補修や交換をしなければならない場合も出てきます。
写真の基礎貫通継ぎ手は、内部が「さや管」構造になっており、専用配管を直にコンクリート内に埋め込まないようにしています。
「さや管」って?
要するに、配管が二重になっているとイメージしてください。
不具合が発生した時、内部の配管だけの差し替えが可能ですので、基礎を壊すことなく補修や交換が行えます。
この貫通継ぎ手は、長期優良住宅の認定基準はもちろん、「フラット35」Sの技術基準にも適合しています。